【赤ちゃんとの旅行も安心】秩父初の宿泊ベビーシッティングが始まりました

須崎旅館では、ベビーシッターの杉野結喜さんと提携し、3ヶ月~12歳ごろのお子様をお預かりできるようになりました。この記事では、よりお子様連れのお父さん・お母さんが旅行中に過ごしやすくなったことをお伝えしていきます。
須崎旅館でのシッティング(3歳・5歳の女の子)の様子を、テレビ埼玉で取材・放送していただきました。
お子様連れ旅行者への取り組み
須崎旅館では、小さなお子様とご一緒でも安心してお泊りいただけるような環境づくりを、日々進めています。育児中は本に大変なので(私も三児の母です)、せめて旅行のときくらいはゆっくり過ごしてほしいからです。当館は十年ほど前に、雑誌「たまごクラブ」に「赤ちゃんに優しい宿」として掲載されました。それがきっかけでした。例えば「和室十四畳+四・五畳」のお部屋や「和室二十畳」のお部屋は、両方とも広々と使えて、角部屋です。もしお子様が元気いっぱいでも、隣を気にしなくて済みます。また、これらのお部屋は一階なので安全です。
他にも、下記8つをご用意してお客様をお迎え致します。
①ノンカフェインコーヒー、ほうじ茶
②添い寝の赤ちゃん無料、スプーンお皿、いすなど
③ミルクの作れる電気ポット完備
④追加のバスタオル無料
⑤離乳食の温め可
⑥専用おむつ入れ完備
⑦おなかが大きな妊婦さんにはいす席
⑧女性用風呂にベビーベッド
そして今回、シッティングのサービスも始まりました。宿泊施設でのシッティングというと、ここ秩父では、なんと初めて。全国的に見ても、まだまだ少ないようです。ということで、ベビーシッターの杉野結喜さんに登場してもらい、シッティングのサービスについてお話いただきましょう!
気持ちに余裕ができる
ベビーシッティング
初めまして! ベビーシッターの杉野結喜です。これまで私は10年以上、子どもに携わる職に就き、350人以上の子どもを見てきました。大手保育園で保育士をしていたとき、よく保護者からこのような質問を受けました。「うちの子は片付けをしないしご飯もあまり食べない。靴も自分で履こうとしないんですよ……」。ところがそういう子は、園内では身の回りのことを自分でやることが多いのです。
それで私は、「もしかしたら子どもは保育園でがんばり過ぎているのでは?」「子どもたちはお家ではどう過ごしているんだろう?」と思い、探究心からベビーシッターを始めました。ベビーシッターをやって分かったのは、パパ・ママが忙しすぎて、寂しい思いをしている子どもが多いということ。例えば、子どもがお母さんに「これみてみて」と駆け寄っても「あとにして!」「今忙しいから」とついつい冷たい対応をしてしまうことがあります。
そんな忙しいパパ・ママにこそ、ぜひシッティングを利用してもらいたいです。子どもを預け、自分の時間をゆっくり過ごす。それだけで心に余裕ができます。余裕ができれば、無理せず子どものペースに合わせられます。家庭内に笑顔が増えます。
私のシッティングの特徴は、預かっている間に子どもが「少しだけたくましくなること」です。例えば屋外でシッティングをする際は、泥遊びや川遊び、お芋掘り、どんぐりで記念品を作るなど、自然の中で体を使う遊びを何でも考えます。もともと私は、石垣島で自給自足の生活をしたり無農薬の畑をする中で、自然から多くの生きる知恵を学んできました。そして、一年ほど前に、ここ秩父の自然に惹かれて移住してきました。「秩父の自然を活かして、子どもたちに『生きるチカラ』を身につけてもらいたい」。それが、私のシッティングの根本です。
この考えに共感してくださったのが須崎さんです。縁あって館内でシッティングができることに。お客様は、より子連れ旅行が楽しくなるはずです。忙しいパパ・ママが、旅行中のほんの数時間でも自分の時間を過ごせれば、気持ちに余白ができ、ご家庭に笑顔があふれます。子どもは親の笑顔が大好き。ぜひ一度、ホームページでシッティングの詳細をご覧ください。